あきる野丘陵 弁天山(280m)、城山 (331m) 2010年2月13日

所要時間 7:27 踏跡入口−−7:41 弁天山−−7:54 城山 7:56−−8:11 踏跡入口

概要
 東京五日市CCへの取付道路途中から登る。谷沿いの林道入口付近に踏跡があり、それを辿って尾根に出て道がトラバースするところをまっすぐ尾根を登ると再び道が出てきて、以降はずっと道を歩く。弁天山は関東平野の展望が良く東京スカイツリーも見えた。弁天山〜城山間も登山道があり。城山山頂は城跡で平坦地。周囲は樹林で展望無し。数本の登山ルートがあるようだ。


 今週末は世間は3連休であるがわが社は土曜が出勤日。土曜を休んで3連休にしてもいいのだが天候が悪そうで、金曜、土曜は東京でも雪マーク。全国的にも降雪の予報では出かける気も失せよう。今回は日曜1日の休みなので近場で短時間で済ませることにして、多摩西部のあきる野丘陵の低山を目指した。そこそこ標高があると積雪でラッセルに苦労するとの読みもあって低山をチョイスしてみた。今回は軽い山だが積雪が予想されるため、久しぶりに長靴で歩くことにした。

 五日市街道を西進し、睦橋を渡ってあきる野市へ。県道61号線で南下、右への分岐を入ってトンネル入口手前で左に分岐する細い道へ。道が大きく左にカーブするところで右手から沢が合流、沢に沿って林道が奥に伸びており、今回はここが登山口だ。目の前の尾根に取り付いて上を目指せば弁天山のはずで、一帯は杉の植林だから藪も無く適当に登れそうだ。

林道入口に駐車余地あり 明瞭な道が最初からあった
谷筋を登る 尾根に出る

 着替えを済ませ斜面を見てどこから取り付こうか考えようとしたら目の前に明瞭な踏跡があり山の中に伸びていた。どこに行く道なのかは分からないが北に向かっているのでとりあえず方面は合っているので使わせてもらう。小さな谷地形に沿って上がっていき、右に曲がって尾根に乗ると道はさらにはっきりした。このまま尾根を突き上げればすぐ弁天山なのだが道は等高線に沿って北側に巻いているため、道を外れて尾根を行くことに。藪は無く木の上に乗った雪もほとんど無いので上から雪が落ちてくることもなく快適に上がっていく。

道は北目指して巻いてしまう 道を外れて尾根を直進
伐採地直下で障害物登場

 尾根がぼやけてただの斜面と化すが適当に上を目指すと広い範囲の斜面が伐採されて明るい場所が上に見えたのでそちらに行くと、伐採地帯の直下は倒した木が積み上げられ障害物を構成していた。枝の隙間はスカスカなので足の置き場を考えないと落とし穴にはまる。

再び道に出る トラバースしつつ登る
北側へと道は続く 弁天山ピーク

 少々苦労して伐採障害物を超えると再び明瞭な道があった。下部の道とどこかでつながっているのかもしれない。道は稜線西側を巻きつつ緩やかに高度を上げ、弁天山西側直下で城山に向かうと思われる道が分岐していた。これで城山も楽勝だ。山頂へは分岐点から僅かに北に登り、そこからほんのちょっとだった。

弁天山山頂 弁天山山頂の標識
弁天山から見た北東〜東の展望(クリックで拡大)

 道があるくらいなので目印くらいあるかと思ったが、手製の標識が複数あった。標識によると付近は公園として整備されているようだった。山頂は露岩気味で東側に展望が開けており筑波山を望むことができた。山頂では気付かなかったが撮影したパノラマ写真を確認したら右端に工事中の東京スカイツリーが写っていた。都庁より遠いのに都庁よりも高かった。

城山へも道が続く 鞍部の標識
階段を上る まだ木々が白い

 次は城山。分岐から鞍部に下ると南北方向とも道があって案内標識が立っていた。積雪は深くても1cm程度で長靴でなくても問題なかった。まだ気温が低いのでベチャベチャではないが、日中にはすっかり溶けてしまうのだろう。階段を登って300m肩でいったん傾斜が緩み、もう1段登ると平坦な城山山頂だった。

網代城山山頂 三角点
案内標識

 雪の中に三角点がポツンと頭を出しており、その奥に網代城跡の案内看板が立っていた。なるほど、城跡だったわけか。山頂が本丸跡とのことだった。平坦なのか人工的ということか。周囲は落葉樹に覆われ展望は悪かった。

 帰りも同じルートを戻る。ジモティーだろうか、ランニングをしている人とすれ違った。

 

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